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お知らせ

休診日。朝のルーティン

【 休診日。朝のルーティン 】
もう何ヶ月になるでしょうか。
保健所の電話管理機能がパンクして、
医療機関が自宅待機者の電話健康管理を始めてから。
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ご自宅で何かあってはいけないから。
体温と酸素飽和度のチェックという
ごく短時間の電話ではありますが、
待機者のご自宅に毎日電話をかけ続けています。
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感染当初は、熱と咳がひどくて、
全身倦怠などが全面にでてくるんですが。
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10日間の自宅健康管理中に症状が変わり、
途中から味覚・嗅覚障害や
下痢が出てくる方も少なくありません。
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特に最近増えている10歳未満の
お子様の感染者の場合。
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急に下痢が続いたりすると、
この季節、脱水のおそれもあります。
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若い人で呼吸器症状は軽かったのに、
味覚障害が長期間残る
コロナ後遺症になってしまう方もいます。
   ⇒ 富永ペインクリニック コロナ後遺症外来
お電話、もしくはオンライン診療でご予約ください。
https://tominaga-clinic.or.jp/
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今、コロナ後遺症外来では、
免疫系の漢方薬を中心に処方したり、
抗不安薬や認知行動療法を駆使して、
治療にあたっています。
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休診日も、やはり診療から
心離れることはありません。
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最新のポーランドの研究では、
COVID-19患者の治療やケアに関わる
441名の医療従事者に、不安やうつ、
不眠のリスクが高いことが発表されました。
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スペインでも医療従事者には
不眠が多いという結果が出ており、
悪夢、睡眠時遊行症、睡眠時恐怖症の
出現頻度が高いという報告です。
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わかるわ~、わかる~。
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だって、
気の休まるときがないんですもの。
病人に日曜日はないからね。
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気が休まらなければ、
当然不眠にもなりやすいわけで。
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でも、医療従事者は、
患者さんを抱えている以上、
休診日だからといって、
患者さんを完全に心から切り離せない。
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心の切り替えを上手くやっていこう。
COVID-19の波に飲み込まれないように。
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医療従事者は、
自分が感染しないことだけに
注力していればいいわけではないから。
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感染しない対策を打つのは当たり前。
そこからさらに踏み込んで、
感染している人の治療に当たるのだから。
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今日も体と心のバランスを
しっかり整えていこう!