【なぜヘバーデン結節は、痛み止めを飲んでも効かないのか】
ロキソニンでも、ボルタレンでも、
普通、痛み止めって、口から飲むでしょ。
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口から飲んで、胃で溶けて、
腸で吸収されて、肝臓行って、
血管を走る血液に乗って、
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全身を駆け巡りながら
炎症がある作用部位に
効果を表すんだけど。
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そりゃね、
薬飲む人からしたら、
痛み止めなんだから
痛い部位に効くって思うじゃないですか。
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でも、口から飲んだものは、
そう都合よく、心臓から一番離れた
指先にだけ効く！なんてことは
ありえないわけで。
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だって、
腰や膝、首や肩のほうが
心臓に近くて容量も大きいでしょ。
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どうしても体の分布上、
心臓から離れた面積の狭い指先より、
快感に近い大きな臓器で消費されちゃう。
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もし指先に届く薬の有効血中濃度を
保とうとしたら、
その分、容量多く飲まないと
ダメってことね。
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でも、そんな事したら
他の臓器のダメージ、負担が大きくなる、
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だから、一般的な痛み止めは、
飲んでも指先の痛みには効かない。
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もちろん、ペインクリニックは
医療機関だから、
指先に届けるタイプの
痛み止めじゃなくて、
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脳や脊髄から指の痛みを和らげる
薬はたくさん揃っているし、
ブロック注射もできる。
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だから、これまで諦められていた
ヘバーデン結節の痛みを
治療することができるようになりました。
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そして、
手指のセルフマッサージが
痛い指の血流を保つ上で、
極めて重要だと学会で発表しています。
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(日本ペインクリニック学会第53回大会
ヘバーデン結節に対する
富永式神経マッサージ治療効果発表）
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まずはヘバーデン結節の
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さらに症状の進んだ方には
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