VR×医療で高齢者の健康つくり

【VR×医療で高齢者の健康つくり】
第23回日本抗加齢医学会総会』で、
VRフィットネス高齢者筋トレ効果について
発表させていただきます!
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実は、
3 演題口演が決定しているので、
資料作りもガッツリ大変 (゚∀゚)
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今日は、VRフィットネスは
短時間で筋肉アップができる
実証実験の結果をご紹介します。
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非接触型生活の中で、
高齢者の引きこもり、運動不足、
筋力低下が社会問題になっています。
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特に運動教室などからは、
高齢者の足が遠のき、
まだ3年前の状態に戻っていません。
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そこで、VRを使って、
特別な運動指導者がいなくても
高齢者が安全に筋トレできて、
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その筋力アップ度が、
高齢者運動教室に相当するならば、
それはニューノーマルな生活での
高齢者健康づくりにつながると考えます。
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結果は、
1週間に1時間の運動指導士による
対面式の『健康運動教室』と比較し、
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VRフィットネス”ドクターVR”を使えば
1週間に13分のVRフィットネスで
同等の握力が71%に見込まれました。
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1時間の効果と13分の効果。
しかも、運動専門人材なし、
VR酔い、めまいなどの副作用なし。
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いかがですか?
これなら、いつでも、どこでも
高齢者でも効果的な筋トレができる。
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とても
魅力的だと思いませんか?
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クリニックに併設した
メディカルフィットネスを運営し、
ITに積極的な医師がいて、
インストラクター指導など、
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様々な要因が医療連携
AI搭載VRフィットネスを開発する
要因に繋がりました。
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東京でしかできないことはあります。
でも、地方の一医療法人ですが、
地方だからこそできることもあります。
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『第23回日本抗加齢医学会総会』
で発表する演題の抄録を
下記に記載しました。
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ご興味のある方は、読んでみてね。
  ↓ ↓ ↓
『VRフィットネス機器「Dr.VR」は、現実の健康教室と比較し71%に握力向上が予測され、高齢者向け健康づくりに有用である』
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【目的】
医療過疎地域の高齢者向けのVRフィットネス機器「Dr.VR」の社会実装実験効果を検証する。
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【方式】
① VRフィットネス検証データ:VRフィットネス実地(2ヶ月、週1回、男性1名、女性5名)。 ②VRフィットネス検証参加者パーソナルデータ:98名の健康データ(男性22名、女性78名。)より、彼らが検証を行った場合の運動機能改善効果を予測する。③運動機能向上プログラムデータ:健康教室に参加した37名のデータ(3ヶ月、週1回、男性6名、女性31名)。
検定手法の検討 :③運動機能向上プログラムデータ の握力向上値をヒストグラムで確認し、対応のないt検定を行う。年齢とBMI(体重(kg)÷(身長(m)×身長(m)))を入力し、握力の向上値を予測する線形回帰モデルを作成する。
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【結果】
線形回帰モデル回帰式:握力の向上値= 31.28586 – BMI×0.6302 – 年齢×0.21352、決定係数R2(式の当てはまりを表す指標):0.766、標準誤差:±1.038、VRフィットネス検証予定者データの年齢とBMIから握力向上値を予測。
向上すると予測した人数:70名(約71%)
向上しないと予測した人数:28名(約29%)
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【結論】
健康教室で運動した握力向上値と比較し、高齢者がVRフィットネス機器「Dr.VR」を実行すると71%が向上する。Dr.VRは、健康専門人材不足、スポーツジム等の健康資源不足に悩む医療過疎地域で高齢者の健康づくりに有用である。