漢方薬とEDのリアル

【 漢方薬とEDのリアル 】
今回は漢方薬とEDの関係について、
学会の最新報告です。
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勃起力が低下したり、中折れしてきたら、
ED診療ガイドラインでは、
ED治療薬がファーストチョイスの選択肢です。
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しかし、ED治療薬
(バイアグラ、シアリス、レビトラ)は、
保険適応はありません。
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また、ED治療薬を飲んでも
反応が不十分になってきて、
次の一手はないか?と
考えている人も少なくありません。
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心臓の病気やニトログリセリンの内服、
不妊症治療、薬に頼りたくない、
恥ずかしくて処方してもらえない、
などの理由で、
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ED治療薬を飲めない方もいます。
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次の一手としては、
ED診療ガイドラインでは
”ビガー”が推奨されます。
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でも、ビガーも医療費控除の対象ですが、
保険適応ではありませんし、
経済的理由であきらめている人もいます。
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ならば、
保険適応で次の一手はないかな?
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ということで、
性機能と漢方薬の勉強のため、
学会に参加してきました。
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結論から言うと、
漢方薬の効果は70%。
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しかし、
ED改善効果というよりは、
イライラする、不安、だるい、
などの心理的、身体的症状の改善が大きい。
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勃起するか、維持力が上がるか、
その勝負ポイントに関しては、
まずはED治療薬が第一選択だということが
改めて確認できました。
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私なりの漢方薬処方は、
ED治療薬を飲んでいるが、
その効果が今一つになってきた方への
ベースアップ。
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もしくは、
ED治療薬を飲めない方で
ベースアップを図りたい方。
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まだED治療薬を
飲むほどではないが、
勃起力の低下を感じ始めた方、
などが考えられます。
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保険適応の漢方薬は4種類ありますから、
その方の体力、年齢、タイプによって
漢方薬を選びます。
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最近、
勃起力が弱ってきたな、と思ったら、
漢方薬という選択肢もあります。
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主治医にご相談してみてね。
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もし、主治医に言えない、と思ったら、
富永ペインクリニックのオンライン診療を
ご活用ください。
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保険適応です。
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